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HSP気質の会社員 "チョコプリン"による映画&ドラマ感想ブログ

映画『ボヘミアン・ラプソディ』感想 Queenフレディの伝記ドラマ。音楽映画アレルギーが観てみた。

ボヘミアン・ラプソディ


ボヘミアン・ラプソディ (字幕版)

 

こんにちは、チョコPです。 

 

空前の大ヒット映画!『ボヘミアン・ラプソディ』!

伝説のロックバンド「Queen」のボーカル、フレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマですね。

 

音楽映画は苦手なんですが同僚の勧めもありIMAXで鑑賞。
(投稿が遅くて今更感ありますが良ければ読んでください~)

作品情報

データ

原題 : Bohemian Rhapsody

製作年 : 2018

製作国 : アメリカ  上映時間 : 135分        映画.com

 

あらすじ

1970年のロンドン。ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリーは、ボーカルが脱退したというブライアン・メイロジャー・テイラーのバンドに自分を売り込む。

類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコンも加わってクイーンとして活動する。やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。  

シネマトゥデイより

 

登場人物(キャスト)

  • Freddie Mercury(Rami Malek)…主人公:「Queen」のボーカル
コンプレックスを抱え気難しい性格。
 
  • Mary Austin (Lucy Boynton)…アパレル店員、フレディの恋人

 

感想

 

個人的に音楽映画は歌のウェイトが多い所が好みではなくて、普段はあまり観ないジャンルなんですが…(『天使にラブソングを』は別)

 

この映画を観た人みんなにおすすめされたので、今回は勇気を出して(?)このジャンルに挑戦してみました。Queen」についても無知なので前知識なく鑑賞です。

 

フレディの性格

主人公であるフレディについてまず思ったのは、掴みにくい性格だなということです。
例えば、アイデアが生まれた時にする唇の震わせ方であったり目の見開き具合、空気の読めなさ。その辺り天才と変人は紙一重だと思って消化しながらも、どことな~く感情移入できずにいました…。

 

序盤から少し不安になってしまいましたが、このもやっとした違和感も後半に入ると変わっていきます。

話が進みフレディの深い部分が映し出されるようになると、その独特で異質なところが逆に、

 

性的指向への葛藤や孤独感の深まりを鮮明にしているように感じられて、物語のアクセントとしてすごく良かったです。 

 

メアリーとの関係は?

劇中、結構な割合でメアリーとのやりとりが描かれています。そこで2人は結局どんな関係だったのか?

それについて考えていきたいと思います。

 

印象に残っているのが、

フレディが隣に住むメアリーと電話しながらライトのやりとりをするシーンです。2人の表情や行動は対照的でその温度差が視覚を通してはっきり伝わってきます。

 

このシーンから読み取れるのは、フレディにとってアリーは自分とは異なるのような存在であって、だからこそ惹かれ依存に近い愛情を向けている…ということです。

 

対するメアリーも冷たい訳では無く、彼の本心が分かっているからこその行動だと思いました。

 

そんなメアリーがフレディの良き理解者となって彼を再起させる流れがとっても素敵です。

 

フレディが自分を苦しめていたポール(めちゃくちゃ嫌なやつ)と決別するところは本当にすっきりするし、「あなたの家に帰って!」と言ったメアリーの友人を想う気持ちがちゃんと伝わった瞬間でもあります。

 

感情の波は右肩上がり

Queen」の栄光の影で、メンバーとの確執や家族とのわだかまりがあったフレディ。紆余曲折を経て、メンバーや家族に気持ちをまっすぐ伝えるシーンはを誘います。

 

そこから満を持してのライブエイド

LIVE AID…「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年7月13日に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート。                

wikipedia

 

人生を垣間見た上でのライブシーンは、
歌詞の深みが増して観客と一体化するような高揚感がありました。

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(C)画像引用:Bohemian Rhapsody (2018) - IMDb

 

映画鑑賞後は、実際の映像を見ることをおすすめします。また同じ気持ちを味わえますし、その再現度に驚かされるので必見です!

 

まとめ 

単純なサクセスストーリーじゃないところが魅力的。

 

深い感情描写と物語に沿った圧巻の音楽構成で、
Queen素人でも充分に楽しめる映画です。

 

ストーリーと音楽のバランスが良いので、音楽映画に苦手意識がある私みたいな人でも違和感なく観られると思います。

 

今も「COUNTDOWNTV」のランキングに入っているのをみると、まだまだロングヒットしそうですね。

 

ちょこっとTIPS

 

【目の保養】

Roger Taylor役のBen Hardyがすごく男前です。

(C)画像引用:Bohemian Rhapsody (2018) - IMDb

均整の取れた横顔

 

満足度

4 /5点満点中

 

 

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