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HSP気質の会社員 "チョコプリン"による映画&ドラマ感想ブログ

映画『ラスト・シフト/最後の夜勤』感想&ネタバレ 独りが怖くなるB級オカルト。個性的な幽霊も登場!

ラスト・シフト/最後の夜勤

ラスト・シフト/最期の夜勤(字幕版)

こんにちは、チョコPです。

Netflixを漁っていたところ、ジャケットが目に留まり鑑賞!
ちょっと和ホラーみたいな幽霊が気になりました。(本編は全く違います)

作品情報   

データ

原題 : Last Shift
製作年 : 2014
製作国 : アメリカ 上映時間 : 87分         映画.com

あらすじ 

取り壊し予定の旧庁舎で、最終日の宿直を任された新米女性警官。簡単な仕事のはずが、次々と不可解な現象が起こりはじめる。

登場人物 (キャスト)

・Jessica Loren (Juliana Harkavy) 主人公:新米女性警官。
割とクールというか動じない。

・John Michael Paymon (Joshua Mikel) カルト集団のリーダー
1年前に猟奇殺人事件を起こす。熱狂的な信者に崇められている。

感想 

“独り”の空間

新人女性警官のジェシカ。
感じの悪い先輩に宿直の説明を受けた後、ぽつんと1人で一日を過ごすことになります。
ただデスクに座っていれば終わったはずの一日が想像もできない悪夢へと変わってしまいます…。

恐怖度は中レベルで、序盤はひたすらポルターガイストが起こります。それ自体は典型的な脅かし系なんですが、意外と怖い…。

やっぱり主人公1人だけの空間っていうのがポイントですね。恐怖感を煽ります。

途中、旧庁舎に若い女の子から「殺されそう!助けて!」とSOSの電話がかかってきます。何回確認しても本部には転送されておらず、段々と怪しむジェシカ。
それが幽霊だとわかっていても静けさの中では妙な怖さがありました。

ただ、そのポルターガイストも途中から人為的なものにシフトチェンジしていきます。

室内の椅子が変に芸術的に積み上がっていたり、廊下に散らばる大量の写真が狂いなく等間隔に並んでいたり…。

スタッフの頑張りが目に見えるのはOUT。幽霊らしさがないのが気になりました。

微妙な展開

そしてストーリーに至っては、展開がほぼ無いです。一年前の事件を掘り下げる訳でもないし物足りなさを感じました。
終始カルトチックな雰囲気で誤魔化そうとしているようなぼやーっとしてます。

前半はじわじわ追い詰めるような怖さだったのに、後半は怪物みたいなビジュアルの幽霊が登場して全く怖くなくなります。質感がグロい…! 

(C)画像引用:Last Shift (2014) - IMDb
登場の度にちょっと笑えました

お父さんからのコール(ネタバレ有)

殉職したジェシカの父親からの電話は偽物だと思いますけど、それでも悪質ですね。父親の想いに応えようとする娘が健気で可哀想すぎる。

(C)画像引用:Last Shift (2014) - IMDb
可愛い写真…><

この電話さえなければ逃げることもできたのにな。親子の愛情を利用する卑劣な幽霊です。

そして、やって来た業者を銃でやっちゃうは読みやすいラストでした。
インパクト弱めです。

まとめ

B級テイストでも意外に怖かったし、まあまあ楽しめましたが、
後半からラストにかけてもっと頑張ってほしかったです。

満足度

2.5 /5点満点中

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