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映画『エスター ファースト・キル』感想 | スリラーからB級テイストへ!これはこれでアリ?【ネタバレ】

エスター ファースト・キル
スリラー映画『エスター ファースト・キル』のポスター
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こんにちは、チョコプリンです。
今回は『エスター ファースト・キル』をレビューします。前作『エスター』の前日譚ということで、あの名作の恐怖が再び…と期待して鑑賞しましたが、斜め上の展開に驚かされました!

それでは、感想と気になった点をまとめていきますね~!

作品情報

2009年製作の前作では当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンが、25歳で少女エスター役を再び演じるほか、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン、ヒロ・カナガワらが脇を固める。監督は「ザ・ボーイ 残虐人形遊戯」のウィリアム・ブレント・ベル。 映画.com

データ

原題 : Orphan: First Kill
製作年 : 2022 
製作国 : アメリカ 上映時間 : 99分 映画.com

あらすじ

裕福な一家、オルブライト家の一人娘で6歳のエスターが行方不明になってから4年の月日が流れた。ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から届けられる。父、母、兄は数年振りの再会という奇跡にこの上ない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを迎え入れる。再び4人そろって幸せな生活を送ることができる。家族の誰もがそう思っていたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた。 映画.com

感想

前作『エスター』がすごく好みのスリラーで、今作も続編として期待していたんですが、正直テイストが違っていて驚きました。鑑賞中に突っ込みながら観るとは思わなかったです(笑)。

ツッコミたくなる開幕

時系列としては、前日譚なので前作より以前のお話です。
まず冒頭、エスターが療養所から脱走するシーン。いきなりロリコン職員を怪力で殺ったかと思えば、まんまとIDカードを奪い玄関から出ていきます。そして、車のトランクに隠れてそのまま脱出。臨時職員のトランクは調べないの?と現実的には無理そうな流れで、案外チョロい療養所でした。

その後、エスターは行方不明の少女になりすまして家族に入り込むんですが、その過程も雑な印象です。顔が似ているだけでセラピーを受けたらOKなのか、病院の検査やDNA鑑定はしなくていいの?とはてなが浮かびましたが、親の許可が必要だからか、もしくは欺くシーンを省いているだけかもしれません。という風に、開幕からツッコミどころが多いです。

B級テイストへ

前作では、エスターと暮らすことになった家族が感じる違和感や恐怖、じわじわ不気味なところが、観客目線でもしっかり伝わってきて、そこが面白かったんです!
ですが、今回はその不気味さがかなり減って、代わりにお笑い要素が増えています。序盤だけでなく、ラストまでツッコミどころがあり、前作とはテイストが変わったと言わざるを得ません。何よりエスターが怖くないんです。

ただ、設定自体が面白くなりそうだからか、やっぱり先は気になりますし、なんだか笑えるんです。なので、見方を変えてB級エンタメとしてなら楽しめるかもしれません。

予想外な展開 【ネタバレあり】

割と早い段階でこの家のおかしさが明らかになります。それが何かというと、兄妹喧嘩で兄がエスター(本物)を殺してしまい母が隠蔽…!というとんでもないものです。
エスターに対し違和感を覚えるのが早いと思ったら、父親以外異常家族だったわけですね。

斜め上の展開ではありますが、この一つの種明かしを上回るものがなく、インパクトが控えめな仕上がりです。

とはいえ、怖くないエスターを応援するのは初めてのことなので、それは面白い体験ではありました。

まとめ

それにしても、兄と母のキャラが小物です。
タイトルに関しては、もうファーストキルでもないですよね(笑)。 療養所の時点で殺してますから。
あと、 エスターの役者さん(イザベル・ファーマン)が13年の時を経て健闘してるものの、ちょっと違和感あり、でした。

個人的満足度 vs IMDb

★3 / 5点満点中
vs
★5.9 / 10点満点中